No.04576 1990s~
Afghanistan
1990s / VINTAGE
3030 x 2010mm
縦幅3mに横幅2mの最大サイズのトルクメンラグ。
これだけ大きなサイズでしたら6人掛けのダイニングテーブル下に敷いても、大きなソファ前に合わせて敷いてもピッタリ収まります。
存在感のあるラグなのでお家の中でも一番広いお部屋の真ん中にメインラグとして敷くのも良いですよね。
こちらのトライバルラグはアフガニスタンで生活しているトルクメン族という民族が織った物です。
赤にネイビーだったり赤に黒をメインに使用したラグを織ることで有名な民族なので、赤いラグ=トルクメン族(トルクメンラグ)と言われるほど人気もございます。
こちらのトルクメンラグの配色も、パーシアンレッド・ネイビーブルー・アイボリー・オレンジ色と、トルクメンラグらしい配色で織られています。
暗い場所で見ると濃くて深みのある色味に見えますが、明るい日差しが差し込むお部屋で見るととても鮮やかで綺麗な色味に見えます。
グッと惹きつけられる赤とネイビーの合わせにデザインのアウトラインはアイボリーの差し色で織られているので綺麗にデザインも見えてしっかりとした存在感のある配色です。
綺麗な配色で織られているデザインは、カール・モハンマディというネーミングが付いているトルクメン族が織るラグの中でもクオリティが高いデザインが織られています。
カール・モハンマディは元々カールモハンマドという絨毯職人が織り始めたデザインのラグでトルクメンラグの中でも最上級のラグとして人気がございます。
種類は様々ございますがこちらのラグに織られている柄はお花をモチーフにしたギュル文様で、整列した見た目がとても綺麗なデザインです。
柄も近くでよく見るととても細いラインで上手に織られていて見応えがございますよ。
左右均等な見た目のデザインなので家具を配置する際に難しく考えなくても平気ですし敷きやすいという所も良いですよね。
見た目も普遍的でいつの時代に見ても飽きませんので一生物の手織り絨毯としてはピッタリなデザインです。
織りは経糸に対してウールを二重に織り込むダブルノット織りという技法で織られるので、強度が高くて重量がございます。これだけの大きさで重量がある分滑り止めなどを下に敷かなくてもそこまで滑る心配はいりません。
エンド部分はキリムエンドになっていて、このラグのメインの色でもある赤とネイビーが交互に織り込まれている所もオシャレで良いですよね。
長めに残されたグレーのフリンジはカール・モハンマディとわかる特徴の一つです。
薄らですが全体に雰囲気のある擦れが見られて毛足は短くなってはいますが、8㎜程厚みがございます。
これだけ厚みがあればラグの上で寝転んだり座って読書する際にも心地良くお過ごしいただけると思います。
日の光が差し込む日中には鮮やかな色味を見せてくれる表面の上質なウールはサラサラとしていて肌触りも心地良し。
チクチクしない柔らかなウールなのでぜひ素足で上がってみてください。
毛足が短くなっている箇所がございますので最後のお写真2枚をご確認ください。
その他にご質問等がございましたらお気軽にお問合せください。