No.04522 1990s~
India
1990s / VINTAGE
1070 x 520mm
良い配色で全面に織られたボテ柄のデザイン。
中東の山岳地帯にはこのボテ柄のモチーフとなった糸杉が多く自生しています。天に向かって真っ直ぐに伸びる糸杉の容姿から、ボテ柄には永遠の命や子孫繁栄といった意味合いが込められているそうです。
縁起の良い意味合いなので、このボテ柄は建物の彫刻として彫られていたり、スカーフなどにプリントされたりと、幅広く色々なところで見る機会があります。
またこのボテ柄はペイズリーの元になった柄とも言われているんですが確かに見た目が似ていますよね。
配色は、バフ・ネイビーブルー・ベビーピンク・イエローオーカー・テラコッタ・アイボリー・スカイブルー・グリーン色のウールが使用されています。
全体的に柔らかな色味でふんわりとした印象です。
植物をモチーフにしたデザインに合わせて使用されたグリーンの差し色が良いアクセントになっている素敵な配色です。
経糸には強度が高いコットンを使用していて、表面のウールはダブルノットという技法で二重に織り込まれているのでとても丈夫なラグです。
エンド部分はキリムエンドが施されています。
厚みはヴィンテージラグの中でも分厚い15㎜もございますのでラグの上に直接座るとクッション性を感じていただけると思います。
日の光に当たった時には光沢も見られる表面のウールはサラサラで素肌で触れても全然チクチクしませんので安心して素足でご使用いただけます。
使用する上で問題ございませんが、フリンジがほどけている箇所と薄ら染料シミのある箇所、また裏面ですが印字がございますので最後のお写真3枚をご確認ください。
その他にご質問等ございましたらお気軽にお問合せください。