No.04156 1990s~
Pakistan
1990s / VINTAGE
1980 x 1200mm
メダリオンを中心にして全体に広がる植物の蔓。
蔓の間やメダリオンの中にはたくさんのお花の柄が織られていてとても華やかなデザインです。
この特徴的な蔓のデザインはアラベスク文様というデザインをモチーフにしている物で、モスクなどの壁の装飾として描かれたりするイスラム圏の美術様式の一つです。
左右対称的に幾何学模様で織られるお花や蔓などの植物が特徴で、古く昔から使われてきた伝統的なデザインの一つでもあります。
動きのあるデザインで織るのも大変だと思いますが、所々から顔を出しているお花たちの種類もそれぞれ違っていて、とても手が込んでいる事がわかります。
ここまで沢山手の込んだ柄が織られているので家具の下に敷いたとしても派手では無いですが丁度良い存在感を感じていただけると思います。
配色は、アイボリー・テラコッタ・スカイブルー・ベビーピンク・ピーグリーン・ネイビー・フォーン・イエローオーカー色のウールが使用されています。
褪色していたり経年変化でというわけでは無いんですが、もしかしたら全体的に淡い色味が多く使われているからか、どこかアンティーク調の雰囲気を感じる柔らかな配色。
淡い雰囲気のラグは馴染みも良いので家具や植物に合わせても元々敷いていたかのようにスッと溶け込んでくれると思いますよ。
色味はしっかりと濃くて発色も良好です。
経糸には丈夫なコットンが使用されていますが織りは丁寧でしなやかな質感です。この大きさですが折り畳むことも出来てしまいます。
若干擦れて毛足が短くなっている箇所もございますが、厚みは7㎜程でヴィンテージのパキスタンラグの中でも平均的な厚みです。これだけ厚みがあればラグの上に直接座ったり寝転んだりと、くつろぐ場所でご使用いただいても心地良くご使用いただけると思います。
2〜4人掛けのダイニングテーブルに合わせても良いですし、4人掛けのソファ前に敷いてローテーブルを合わせても十分な大きさですね。
パキスタンラグらしく光の当たる角度によっては綺麗な光沢が見られる表面のウールはサラサラとしていて、上質なウールを使用しているので素肌で触れてもとっても心地良いです。
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