No.04143 1980s~

Afghanistan

1980s / VINTAGE

1570 x 850mm

菱形に近い形のギュル文様をモチーフにした柄が全面に織られた左右均等な見た目のデザイン。

ギュル文様とは元々トルクメン族の中で分かれていたそれぞれの氏族を表した家紋の様な物で、その柄をラグに織ることで自分達が織ったラグだという事を証明していました。

現代ではそのギュル文様も代表的なラグの一つのデザインとして様々な部族や産地で織られています。

ギュル文様とギュル文様の間にはお花が中心に織られた柄が織られていて、こちらも均等な見た目をしています。

飽きのこないシンプルな見た目で左右均等なデザインなので家具に合わせても相性が良いですし一生物の手織り絨毯にはピッタリですね。

配色は、ワインレッド・ベージュ（コーラルピンクに変色）・ブラックのウールが使用されています。

全体的に褪色や色移り、擦れなど経年変化が出ているので色味にもムラが出ている箇所がございます。

新品のラグがお好きな方にはあまりおすすめではございませんが、経年変化はヴィンテージラグの良さでもあり手織り絨毯だからこそお楽しみいただけるポイントです。

サッと敷いてあっても雰囲気が出るラグですし敷き始めから馴染みが良いと思いますよ。

沢山使って味を出して行くのが手織り絨毯の使用方法です。

経糸まで全てウールのみを使用して織られていて柔らかな質感です。

薄ら擦れている箇所もあって毛足は短めですが厚みは７㎜程ございますのでラグの上でくつろぐ際にも十分です。

表面のウールはサラサラとしていて柔らかく、トルクメンラグらしい短い毛足が心地良い手触りです。

擦れている箇所とベージュに色移りした箇所がございますので最後のお写真２枚をご確認ください。

その他にご質問等ございましたらお気軽にお問合せください。