No.04100 1990s~

India

1990s / VINTAGE

2030 x 1370mm

２mを超える大きな一面に綺麗に整列した柄たち。

もちろん全て手織りで織られた絨毯ですが、一つ一つ丁寧に上手に織られています。

織られている柄はボテ柄という物で、諸説ございますが糸杉の木が風に靡いている姿をモチーフにした柄と言われております。

日本では大きな糸杉の木を見る機会があまりないと思いますが、画家のゴッホが描いた絵によく出て来る木が糸杉の木です。

ムスリムの人々にとっては聖なる樹とされている糸杉の木には【永遠の命】、【長寿】などの生命に関する縁起の良い意味合いがあり、その糸杉の木をモチーフにしたボテ柄はラグに好んで織られるデザインの一つです。

またボテ柄はペイズリーの元になった柄としても有名な柄です。

ボーダーに織られているデザインも植物をモチーフにした物です。

左右均等な見た目でどこに敷いても家具を合わせても見た目に違和感がございませんのでとても敷きやすくて飽きないデザインですね。

この大きさなのでご家族が食事をするダイニングテーブルの下に敷いても良いですし、リビングルームのソファ前に敷いてみんなでゴロゴロとくつろぐのも良いかと思います。

配色は、ネイビー・カーキ・アイボリー・オレンジ・ピンク・ゼニスブルー・グリーン・ターキーレッドのウールが使用されています。

深みのあるネイビーですが、明るいお部屋で日の光に当たると綺麗な光沢も見られてとても鮮やかな色味に変わります。

どの色味も濃くしっかりと残っていて発色も綺麗に出ていますよ。

肉厚でムチっとした質感は経糸に強度のあるコットンを使用して、表面に出て来るウールを二重に織り込む事で出来ています。

サイズも大きいので重量もありますしとても丈夫。裏面に滑り止めなどを敷かなくてもズレる心配は無いかと思います。

厚みはラグの中でもかなり分厚い１３㎜程ございますので、手で表面を押してみるとクッションを感じられます。

綺麗な光沢も見れる表面の上質なウールはサラッとしていて滑らかでとても良い肌触り。ウール特有のチクチクなどもございませんのでラグの上で気持ちの良いお昼寝をするのも良いですね。

気にならない程度ですがフリンジにクリーニングの際に出た若干の色移りがございますので最後のお写真をご確認ください。

その他にご質問等がございましたらお気軽にお問合せください。