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No.0405 1920s~
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No.0405 1920s~
¥280,000

No.0405 1920s~

Iran

1920s / ANTIQUE

1510 x 840mm

一目でわかるアンティークラグの説得力と存在感。人もそうですがモノも長い時間を過ごしていくと変化していって、語らなくても不思議とこのラグは長い月日を乗り越えてきたんだろうなという雰囲気を感じるんですよね。またこのラグはそれを証明するかのように経年に伴った変化が全面に出ているので更にグッと古く美しい雰囲気があります。

部分的に毛足が短くなっていますがしっかりとデザインは見えています。デザインは大きなギュル文様が3つ織られています。ギュル文様といえばトルクメン族が有名ですが、こちらはバルーチ族が織ったペルシャ絨毯。とっても立派なギュル文様のデザインですよね。

ボーダーには厄除けや魔除けの意味があるサソリ柄が織られています。家内安全への願いを込めて織られるお守りのような縁起の良い柄です。

配色は毛足が殆ど無くなってしまったダークブラウンのベースカラーに、朱色・ディープネイビー・アイボリーのウールが使用されて織られています。古い染料で染められたウールは変化が綺麗に出やすいんですが、元々赤だった朱色や深みを増して青みが出てきたネイビーは共に褪色によって綺麗に変化したモノです。

宝石のラピスラズリに似た綺麗なネイビーとアイボリーの差し色が目に留まるとても綺麗でバランスの取れた配色です。

毛足も殆ど無くなってしまった厚みは6㎜程でクタクタに馴染みが出ているので簡単に折り畳む事も出来てしまいます。裏面の両端に付いているのは縮み防止用の当て布です。

ウールはサラッと乾いた手触りですが直接座る場所に敷くというよりも、ラグの上に家具を合わせたり家具の前に敷いたりといった使い方がオススメです。ラグ単体で敷いても迫力あるんですけどね。

ここまで大切に100年以上も繋いで来られたアンティークラグ。それだけでとっても価値がありますがこの状態で残っていて、まだ使えるというモノは本当に希少価値が高くて中々見つかりません。。おそらくこれが最後でもう2度と出会う事もないかと思います。

経年数100年を超えるアンティークラグです。小さなホールや毛足が短くなっている表面などコンディションはお写真をご覧ください。

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