No.04918RL 1990s~
India
1990s / VINTAGE
2070 x 830 x 11mm
全面にビッシリと織られた木の実のような見た目をした柄たち。
綺麗に並んだ見た目は本当に手織りなのかと疑ってしまいそうですがしっかり手織りで一つ一つ丁寧に織られています。
そしてこの柄ですが、これはボテ柄という柄で諸説ございますが糸杉の木が風に靡いている姿をモチーフにした柄と言われております。
日本では大きな糸杉の木を見る機会があまりないと思いますが、画家のゴッホが描いた絵によく出て来る木が糸杉の木です。
ムスリムの人々にとっては聖なる樹とされている糸杉の木には【永遠の命】、【長寿】などの生命に関する縁起の良い意味合いがあり、その糸杉の木をモチーフにしたボテ柄はラグに好んで織られるデザインの一つです。
またボテ柄は言われて見たら確かにと思う方もいらっしゃるかもしれませんが実はペイズリーの元になった柄としても有名な柄です。
左右均等な見た目でどこに敷いても家具を合わせても見た目に違和感がございませんのでとても敷きやすくて飽きないデザインですよ。
サイドボードに合わせて敷いても良いですし、ソファとコーヒーテーブルの間に敷いても良さそうですよね。
配色は、フォーン・アイボリー・オレンジ・ダークネイビー・ゼニスブルー・ピーグリーン・クリームイエロー・ピンク色のウールが使用されています。
メインカラーの柔らかな印象とボテ柄の可愛い配色が素敵なカラーリング。
溶け込みやすいけど近くで見ると可愛いというとても良いバランスです。
色味は淡い色も使用されていますがデザインはしっかりと見えていて、発色も綺麗に出ております。
肉厚でムチっとした質感は経糸に強度のあるコットンを使用して、表面に出て来るウールを二重に織り込む事で出来ています。
サイズも大きいので重量もありますしとても丈夫。裏面に滑り止めなどを敷かなくても捲れる心配は無いかと思います。
厚みはラグの中でも分厚い11㎜程ございますので、手で表面を押してみると弾力を感じられます。
表面の上質なウールは撫でてみるとサラッとしていて柔らかくてとても肌触りが良いです。
ウール特有のチクチクなどもございませんのでラグの上でついうたた寝してしまいそうです。
裏面なので気になりませんが印字がございますので最後のお写真をご覧ください。
その他にご質問等がございましたらお気軽にお問合せください。