No.04014 1980s~
Afghanistan
1980s / VINTAGE
2900 x 1980mm
グッと深みのあるターキレッドのメインカラーにブラックとボルドーで織られたデザイン。赤いラグの象徴でもあるトルクメンラグらしい配色はザ・絨毯といった見た目でとっても素敵です。
シンプルな配色はいつ見ても飽きませんし、なんと言ってもこのトルクメン絨毯の配色は存在感があります。
ダイニングテーブルと椅子が丸ごとすっぽりと入ってしまう大きさという事もございますがこの一枚お部屋の中に敷いたらたいていのお部屋はガラッと雰囲気が変わると思いますよ。
一枚で完結させたい方には是非オススメです。
デザインはトルクメン族伝統のギュル文様のデザインが織られています。
ギュル文様も今となっては沢山の種類がございますがこちらはエルサリギュルというトルクメン族の氏族の中でも2番目に大きな勢力を持つエルサリ族が織るギュル文様。
トルクメン族が織るギュル文様には元々それぞれの氏族を表した家紋のような意味があったそうです。そんなギュル文様は左右均等な形が多くていつの時代に見ても飽きない普遍的な見た目をしているので、トライバルラグの中でも人気のあるデザインの一つとして現代でも受け継がれてラグに織られています。
織りは経糸に対してウールを二重に織り込むイラン織りという技法で織られるので、強度が高くて重量と厚みもございます。通常6〜7㎜の厚みが多いトライバルラグですが、こちらは9㎜も厚みがございます。ラグの上で寝転んでくつろぐのにも心地良いしっかりとした厚みです。
日の光が差し込む日中には鮮やかな光沢も見せてくれる表面のウールはサラサラとしていて肌触りも心地良し。チクチクしないウールなので素足でお上がりください。
お写真をご覧いただきますとお分かりいただけるかと思いますが、褪色して少し色味が変わっている箇所と毛足が短くなっている箇所がございます。
全体的にはまだまだ経年変化も出ておりませんので、今年の夏に少し天日干ししてあげてもっと褪色が出てくるとまた一段と良い雰囲気のヴィンテージラグに仕上がってくれると思います。