No.03398 1980s~
Afghanistan
1980s / VINTAGE
2810 x 2070mm
短くなった毛足や落ち着いた発色など全体にヴィンテージラグらしい変化が出てきたトルクメンラグ。
元々真っ赤だったベースカラーは発色が落ち着いてきてターキーレッドに変わってきています。ゆっくりと時間をかけて自然に変化をしてきているので、部分的にまだ色味が強く残っていたりとグラデーションして見えますが、そんな不完全な変化途中の雰囲気も素敵です。
それでも全体に褪色は出ているのでどこか色味に統一感を感じるのが不思議ですよね。
トルクメン族のラグは経年による変化がとても綺麗に出るという所も世界的に人気のある理由の一つで、褪色していくウールの色味がとても素敵なので、
既に少しづつ出ていますがこれから更に変化をお楽しみいただけると思います。
デザインはトルクメン族伝統のギュル文様の柄が織られた均等柄デザイン。ターキーレッドにブラックとボルドーのシンプルな配色ですが、これもまたシンプルなデザインなので家具に合わせて敷く際にもすんなりと馴染んでくれると思います。
縦幅も横幅も2メートル以上あるラグなので、ダイニングテーブルの下に合わせたり、広いスペースに敷くのにピッタリです。
トルクメンラグはウールを二重に織り込むイラン織りという技法で織られるので、強度が高くて厚みもあります。通常6〜7㎜の厚みが多いとライバルラグですが、こちらは毛足が擦れて短くなっているのにも関わらず8㎜も厚みがございます。
表面のウールはサラサラとしていて手触りも心地良いです。
白いポツポツとしたのは経糸ですがほつれたりする心配はございません。