No.03351 1980s~
Afghanistan
1980s / VINTAGE
1930 x 850mm
トルクメン族らしい濃くて深みのある赤をベースカラーにして織られています。
赤いラグといえばトルクメンラグというくらい赤いラグで有名な民族。世界的にもファンが多くてシンプルだけど存在感があるトルクメンラグは、家具の下に敷いたりソファに少し噛ませて敷いてもしっかりと主張があって素敵な雰囲気を作ってくれます。
赤に合わせられているのはブラックとエンジのウール。配色がとてもシンプルなので赤いベースカラーの存在感が強くても合わせてみると意外とすんなり馴染んでくれるんです。
デザインはトルクメン族伝統のギュル文様という8角形の柄が織られています。古くはトルクメン族内の支族を表す柄として使い分けられていたそうですが、今では様々な形のギュルが織られています。
またギュル文様は普遍的な均等柄のデザインなので、テーブルに縦向きで合わせてもソファ前に横向きで合わせても違和感がない所も良いですよね。
ウールを二重にして織り込んだイラン織りの技法が使用されていますので、強度が高くて毛足が擦れて短くなっていますが厚みも7㎜程ございます。しっかりと詰まったウールはクッション性も高いので、直接座って読書をしたりする際にも心地良いです。
表面のウールの触り心地はサラサラとしていてサッパリとした風合いです。
気にならない程度ですがウールが短くなっている箇所は最後のお写真2枚をご確認ください。