No.03198 1990s~
Afghanistan
1990s / VINTAGE
1950 x 980mm
光の当たり方や見る方向で朱色にも見えますが、トルクメンラグらしく赤をベースカラーにして織られています。
赤いラグといえばトルクメンラグというくらい赤いラグで有名な民族。世界的にもファンが多くてシンプルだけど存在感があるトルクメンラグは、家具の下に敷いたりソファに少し噛ませて敷いてもしっかりと主張があって素敵な雰囲気を作ってくれます。
赤に合わせられているのはブラックとエンジのウール。配色がとてもシンプルなので赤いベースカラーの存在感が強くても合わせてみると意外とすんなり馴染んでくれるんです。
デザインはトルクメン族伝統のギュル文様という8角形の柄が織られています。古くはトルクメン族内の支族を表す柄として使い分けられていたそうですが、今では様々な形のギュルが織られています。
またギュル文様は普遍的な均等柄のデザインなので、テーブルに縦向きで合わせてもソファ前に横向きで合わせても違和感がない所も良いですよね。
ウールを二重にして織り込んだイラン織りの技法が使用されていますので、強度が高くて厚みも9㎜程ございます。しっかりと詰まったウールはクッション性も高いので、直接座って読書をしたりする際にも心地良いです。
毛足は部分的にちょこっと短くなっている箇所もございますが、ウールの触り心地はサラサラとしていてサッパリとした風合いです。
上手にお直しされているので気にならない程度ですが補修跡がございますので最後のお写真をご確認ください。