No.02855 1980s~

Afghanistan

1980s / VINTAGE

1380 x 960mm

均等柄の中に織られたミフラーブデザイン。

アフガニスタンのバルーチ族が織ったヴィンテージラグによく見かけるミフラーブデザインですが、元々はモスクという礼拝堂の中にある壁画をモチーフにしているものです。

ミフラーブ内に織られているイガイガとした見た目の柄はサソリ柄。これは毒を以て毒を制するという意味に似ていて、サソリ柄には厄除けや魔除けの意味合いがあります。ボーダーにはお花をモチーフにした可愛らしい柄が織られています。

配色は深みのあるネイビーをベースカラーにして、赤・ピンク・ブラウン・黒のウールが使用されています。落ち着きのあるネイビーがベースカラーですが存在感のある赤も使われているので、地味になり過ぎない良いバランスの配色です。

ウールが短くなっている所もございますが、厚みはバルーチラグの中では平均的な７mm。ウールの肌触りも心地良いですし、経糸まで全てウールで織られた質感がとても柔らかいので、直接座る場所に敷くのもお勧めです。

気にならない程度ですがポツポツと経糸が見られる所がございますのでお写真をご確認ください。