No.02620 1980s~

Afghanistan

1980s / VINTAGE

1070 x 680mm 

褪色して赤からワインレッドに変わった色味。一列だけだったり、元々違う色味のウールを使用して織られている所もあるので見間違えそうですが、褪色した色味には雰囲気があって素敵です。

手織りラグは、途中で色を変えながら織れるので、こういったグラデーションを作り出すことも出来るんですよね。

昔、遊牧民族だった人たちは物資の調達が安定しなかった為、移動の途中で無くなってしまったウールのかわりに、新たに染めたウールや、近い色味のウールを使用してラグを織り繋いだとされています。

その繋ぎで出来たグラデーションは、手織りラグの証とも取れるモノで、トライバルラグの特徴でもあります。

赤・黒・アイボリーのシンプルな配色ですが、均等な柄を囲ったアイボリーの使い方は流石はバルーチ族。アイボリーが入ることで自然と全体に目がいきます。

厚手の９mmの厚みがございます。ウールは柔らかくてソフトな肌触りです。