No.02417 1990s~
India
1990s / VINTAGE
2670 x 1730mm
鮮やかで深みのある赤のベースカラーに隙間なくギッシリと柄が織られています。ギッシリと織られた柄はペルシャ絨毯によく見られるヘラティ文様。植物の葉をモチーフにした古くからある伝統的な柄で、中心にお花があって、ダイヤ型のラインに沿って入っている扇型の柄の事を言います。そしてそのクルッと丸まった形が魚にも似ている事から、ペルシャ語でマヒ(魚)文様とも呼ばれている有名な柄です。全体に入っていますが左右均等な柄なので、向きなどを合わせる際にも敷きやすいですし、家具にも合わせやすいデザインです。
配色はネイビー・ピンク・スカイブルー・アイスグリーン・ボルドー・コーラルピンク・カーキ・黒が使用されています。赤いベースカラーに多彩な配色ですが、デザインが均等柄なのと、ダークトーンのネイビーがフィールド・ボーダーに抑えとして差し色で使用されているので、派手という印象よりも程よく明るい絨毯といったイメージで敷きやすいと思います。
縦幅も横幅も十分にありますので、ダイニングテーブルを真ん中に置いたとしても両サイドの椅子がすっぽりとラグに収まってくれます。椅子を引いたとしてもラグから落ちないので、ストレス無くご使用いただけます。
ウールを二重にギュッと詰めて織っていく、イラン織りという技法で織られています。イラン織りのラグは二重にウールが織られている為、強度が高くなり、重量が上がります。なので滑り止めをラグの下に敷かなくても、ズレにくくなるのと、厚みが増すので座り心地もクッション性が高くなります。平均の厚みが6〜8mmなんですが、このラグは10mmもあるので座り心地もとてもよいかと思います。
表面のパイルはフワっと柔らかくキメ細かなウールなので、肌触りもとっても良いです。