¥31,000
No.01917 2000s~
Afghanistan
2000s / RECENT
1890 x 930mm
これだけデザインが詰まっていると、小さな柄を織るのと変わらないくらい時間が掛かりそうですね。一つ一つの柄はわりと大きめなんですが、柄にアウトラインが引かれていて、そのアウトラインを引いていく作業がとっても大変そう。でもその甲斐あって、このアウトラインが入っているからこそ、全体がのっぺりせず、柄が独立して見えているんですよね。
全体のデザインは植物をモチーフとしたボタニカルデザインです。
真ん中のフィールドに2つ入っているのは花瓶模様。このラグが織られたアフガニスタンを筆頭に、中東地域では水が貴重なものとされています。実際は山岳地帯なども多いんですが、中東と聞くと砂漠のイメージがありますもんね。そんな貴重な水を連想させる花瓶模様は富の象徴でもあります。大きな花瓶で綺麗なお花を育てられるということは裕福な証ということです。
ラグに入った柄やデザインは、こうした願いなどが反映されているものが多いです。
厚みは平均的な7mmで、ウールはサラサラとした柔らかな手触りです。