No.01912 1970s~
Afghanistan
1970s / OLD
1260 x 810mm
希少価値がどんどん上がっている1970s以前に織られたラグ。むしろ1980sのラグも既に数を見なくなってきています。ですが、希少価値が高いのは年代が古いだけではなくて、まず状態と見た目です。
ラグは古くなればなるほど、状態に変化が出てきます。それは倉庫にただ眠っているだけでも、硬く固まってしまったウールは伸ばした時にパキッと音を立てて、ちぎれたり、ほつれたりしてしまいます。やっと見つけたオールドラグがパキッと鳴った時のショックと言ったら。。
なんですが、こちらのラグは補修跡が少しあるだけで、とても良い状態。1970sのラグなのに気を使うことなく、ガシガシ使えるのは嬉しいですよね。
見た目もとっても素敵ですよね。ラグの中央辺りから明らかに切り替わっている色味は元々の色味が異なったウールを使用して織られている為ですが、全体的に元々赤だった色味が褪色して、段々と茶系色にまで変化してきています。
今の色味からは想像もつかないかと思うので、少し疑われてしまいそうですが、裏面を見たらわかります。表面はクリーニング後に乾かす時なども常に、陽に当たっているので褪色の進みが早いですが、裏面は表に比べると褪色がゆっくりです。元の色味が少し残っている箇所もございますので、判断出来るんです。
褪色が進んでいるのでうっすらとしか見えませんが、デザインはミフラーブという現地でも親しみのあるデザインです。
デザインが霞んで見える、ここまで綺麗に育ったラグは現地でも本当に希少価値が高いです。
やや硬めの織りで、厚みは擦れが出ていても平均的な6mmございます。ウールはサラサラとした肌触りです。