No.01903 2000s~
Afghanistan
2000s / RECENT
2120 x 1210mm
ヴィンテージの擦れだったり、褪色が出ているラグはもちろん大好きですが、2000sの、近年織られたばかりのこれからどんどん変化させていきたいラグも良いですよね。
お家にある家具がどちらかというと新しい家具が多めだったり、それこそお家が新築だったりされる方は、これから一緒に年を重ねていくのも素敵ではないでしょうか。手織りのラグは、クリーニングも補修もできますので、一生物と言われるほど丈夫です。
まだ変化が特に見られないこちらのラグは、アフガニスタンのバルーチ族によって織られたラグです。
アイボリーの差し色の入りがとても綺麗ですが、差し色の使い方が上手と言われている特徴がよく出ています。そのアイボリーに囲まれた中心には、チョコレートの色味でお守りの意味合いがあるサソリ柄が入っています。柄と柄の間に入った、茶とワインレッドのお花柄も可愛らしいアクセントになっています。
お花柄はボーダーにも入っていますが、途中で色味が変わっていますよね?お花柄だけではなく、所々異なった色味に変わっていますが、こちらは遊牧民族が手織りで織るトライバルラグの特徴でもあります。織り途中で切れてしまったウールを、近い色味で繋いで織るためにこういった違いが出てくるんですが、明らかに左右で対照ではない柄は、あえて作られた為です。
デザインのズレは、気が流れていく出入り口になると考えている為に、わざと作られています。悪い気も良い気も、流れていく方が新鮮だと考えているバルーチ族ならではのズレなんです。
厚みは平均的な7mmで、綺麗なウールは触り心地がとても良いです。