No.04057 1990s~
India
1990s / VINTAGE
1430 x 730mm
インドラグで代表的なデザインの一つ、【ボテ柄】が均等に全面に織られています。
諸説ございますが、ボテ柄は中東の山岳地帯に自生している糸杉の木が風に靡いている時の姿をモチーフにしていると言われていて、永遠の命や子孫繁栄などといった生命に関する縁起の良い意味合いがあると言われております。
またこのボテ柄は私たち日本人の生活の中でも時々目にするペイズリー柄の元になった柄とも言われておりす。
このボテ柄もペイズリー柄も古くからある柄ですが、いつの時代に見ても色褪せる事のない普遍的な見た目をしていて飽きないのも良い所です。
手織り絨毯は一生モノなのでこういった普遍的なデザインの物も一枚は持っておきたいですよね。
配色は、アイボリー・ベージュ・オールドローズ・スカイブルー・グリーン・ダークネイビー・テラコッタ・コーラルレッド・イエローオーカー・ブラウン色のウールが使用されています。
発色も良く色味もしっかりと残っていて柄もしっかりと見えています。
ボーダーに織られた植物のデザインに合わせてグリーンなどの差し色が入っていて柔らかな配色です。
強度の高いコットンの経糸にウールを二重に織り込んでいくイラン織りという技法で織られている為とっても丈夫です。
ウールを二重に織り込んであるので重量があって、厚みはラグの中でも分厚い10㎜もございます。10㎜も厚みがあるとラグに直で座りたい方にも十分なクッション性を感じていただけると思います。寝転んで本などを読んだりとラグの上でくつろぎたい場合にもオススメです。
表面のウールは柔らかくてサラサラとした毛足は素肌で触れても心地良いです。
その他にご質問等ございましたらお気軽にお問合せください。