No.03249 1980s~
Afghanistan
1980s / VINTAGE
1840 x 940mm
トルクメン族が日々暮らすテントのドア用のラグに織られるデザイン。
エンシやパルダというデザインで、四角形のパネルが織られています。またその中に織られている木のように見える柄は 鳥(鶴)をモチーフにした柄なんです。鳥が背を向け合った時のシルエットをモチーフにして織っているそうです。
日本ではドアにラグを使う事はないかと思いますが、左右対称の均等なデザインなのでお家でも敷きやすいし合わせやすいかと思います。
配色は赤いラグの代名詞でもあるトルクメン族らしく、深みのある赤をベースカラーにして、バーミリオン・エンジ・フォーン・ブラックのウールが使用されています。
ベースカラーは日の光が当たると表面に薄いフィルターをかけたような綺麗な褪色が見られます。赤からオレンジかかった朱色にも見える夕焼け空のような綺麗な色味が綺麗ですよ。
少しづつ擦れて毛足が短くなっている所もございますが、ウールを二重にして織り込んでいくイラン織りの技法で織られている為強度は高く、厚みが8㎜もございます。しっかりとした厚みで重量もありますので、裏面に滑り止めなどを敷かなくてもそこまでズレる心配はないと思います。
短めの毛足はサラッとしていてサッパリとした手触りが心地良いです。
毛足が短くなっていたり褪色して色味が変わっていたりと全体に経年変化が出ているラグなので良い雰囲気をまとっています。新品のラグとの違いはお写真でご確認してみてください。