No.02768 1980s~
Afghanistan
1980s / VINTAGE
1860 x 1020mm
赤いベースカラーが段々と朱色に変わってきて、上下で色味の見え方が変わって見えます。全体的に褪色が出ていますので上側から見ると褪色した毛先の色味が柔らかく見えますが、逆側から見ると色の残っている芯の部分が見えますので濃く見ます。色味の見え方はお好みで向きを変えてご使用してみてください。
ベースカラー以外に使われいる色味はオレンジが褪色したベージュ、バーガンディ、黒に近いダークブラウン、ダークネイビーが褪色したチャコールグレーが使用されています。どの色味も元の色から変化して出来た唯一無二の色味なので、部分的に少し濃かったり薄かったりと違いがございますが、とってもいい雰囲気があって素敵です。
デザインはトルクメン族の伝統的な8角形のギュル文様が織られています。ギュルの中でも小さめのモーリーギュルという文様で、ギュルの中の配色もシンプルですが交互に変えながら織られていたりと細かく見ても職人さんの技術が詰まっていて飽きません。
普遍的なデザインは均等柄なので、テーブルに縦向きで合わせてもソファ前に横向きで合わせても違和感がございません。
トルクメンラグは基本的に毛足が短くカットされたものが多くてこちらも短めですが、厚みは9mmもございます。これはウールを二重にして織り込んでいくイラン織りの技法で織られている為で、二重にウールを織り込むことで自然と強度と厚み、重量が上がります。
表面のウールはサラッとしていてサッパリとした手触りです。