No.02441 1990s~
India
1990s / VINTAGE
2810 x 1880mm
珍しいブルーグレーのベースカラーに、インド産のラグではお馴染みのボテ柄が全面に入っています。インド産の中でもブルーグレーのベースカラーは珍しく、更にこのExtra Largeサイズは中々見つかりません。
柔らかな雰囲気で可愛いサーモンピンクで織られたボテ柄は、中東地域の山岳地帯に多く見られる糸杉をモチーフに出来た柄とされています。真っ直ぐと伸びる糸杉の見た目から、永遠や子孫繁栄などの意味合いが込められています。縁起の良い柄として、ラグのデザインによく取り込まれており、ペイズリー柄の起源としても有名な柄です。
小さなボテ柄にはダークネイビー・ペパーミントグリーン・マスタードイエロー・オレンジ・アイボリーと、サーモンピンクの他にも沢山の色が使われて織られています。全面に入った全ての柄が細かく色を変えて織られていて、綺麗に揃った見た目がとても素敵です。ベースカラーのブルーグレーとサーモンピンクの相性も良いですよね。
ボーダーも10以上重なっていて、それぞれに柄が織られている見た目が可愛いです。
縦幅も横幅も十分にありますので、ダイニングテーブルを真ん中に置いたとしても両サイドの椅子がすっぽりとラグに収まってくれます。椅子を引いたとしてもラグから落ちないので、ストレス無くご使用いただけます。
ウールを二重にギュッと詰めて織っていく、イラン織りという技法で織られています。イラン織りのラグは二重にウールが織られている為、強度が高くなり、重量が上がります。なので滑り止めをラグの下に敷かなくても、ズレにくくなるのと、厚みが増すので座り心地もクッション性が高くなります。平均の厚みが6〜8mmなんですが、このラグは11mmもあるので座り心地もとてもよいかと思います。
表面のパイルはサラサラとしたキメ細かなウールなので、肌触りがとっても良いです。
手織りラグの証ともいえる玉止めが見られます。気になるほどではございませんが、お写真をご確認ください。