No.02418 1980s~
Afghanistan
1980s / VINTAGE
2050 x 1280mm
色味が特徴的なトルクメンラグ。敷いてしまうと画面上で見るよりも気にならないんですが、所々色味の違うウールで織られているのでまだらに見えます。特にデザインのギュル文様が、黒やグレーに焦茶も少し混ざっていたりと、様々な色味のウールで織られていて特徴的です。このように違う色味のウールを混ぜながら織る理由として、物資が常に安定して手に入れられないという、遊牧民が織るトライバルラグならではの理由があります。
こういった均等ではない所も手織りの良さなんですよね。
メインカラーも微妙に違う色味が入っていて、基本的にはボルドーがメインカラーなんですが、部分的に朱色も混ぜて織られています。褪色も出ているので、メインカラーは微妙にしかわかりませんが、少し見えるグラデーションが綺麗です。特に窓から差し込んだ日差しが当たった時はウールの光沢がとっても綺麗に出るので、ボルドーがワインレッドに見えるほど色味も変わって見えて素敵です。
デザインはトルクメン族の伝統的なギュル文様の柄が12個入った均等柄のデザイン。シンプルなデザインなので、ベッドやソファなどの家具に合わせるのにも相性が良いのでお薦めです。
トルクメンラグはウールを二重に織り込むイラン織りという技法で織られるので、強度が高くて厚みもあります。通常6〜7mmの厚みが多いとライバルラグですが、こちらは8mmの厚みがございますので、直接座るにもクッション要らずです。毛足はやや長めでサラサラとしています。もっちりした弾力のある質感が心地よいです。