No.01902 2000s~
Afghanistan
2000s / RECENT
1820 x 1240mm
わりと近年織られたラグだからか、珍しい均一の総柄デザインが斬新で、本当にバルーチ族ですか?と思ってしまうような。
どちらかというとパキスタンラグに近い見た目ですが、パキスタンラグとも違った雰囲気です。というのも、ボーダーにまでフィールドと同じギュルとイーブルアイの文様が入っていて、引いて見てみると、ラグの中に同じラグが入っているような面白いデザイン。パキスタンラグだったらボーダーはボーダーで配色やデザインを変えて、しっかりと枠を組むイメージでラインを引きます。
織りはバルーチ族が織るラグの中でも細かく、パキスタンラグに負けていません。全体にポイントで細かく入っているモスグリーンのアクセントを見ると、細かな作業がわかります。それでもカチッと硬くなりすぎない柔らかさと、その雰囲気はバルーチラグならではです。
見た目だけでも民族や産地による違いがわかるのは、ヴィンテージトライバルラグの面白いところですね。
敷く場合には、モダン家具に合わせたら高級感が出るし、植物などに合わせると、少し東南アジアのような雰囲気が出ます。様々な家具や、場所でご使用いただけると思います。
厚みは7mmですが、ウールが元気で張りがありますので、座り心地も良いかと思います。