No.04347 1990s~
Afghanistan
1990s / VINTAGE
1910 x 880mm
赤を織らせたら右に出る者はいないと言い切れる、そのくらいこのトルクメン族が織る赤いラグには魅力がございます。
彼らが生活しているテント(オイ)や彼らが纏う衣装まで赤の物が多く普段から赤をこよなく愛する民族。
だからこそ彼らが織る赤いラグには惹きつけられる魅力があり、世界中にコレクターがいることでも有名です。
このラグはそのトルクメン族が織るラグの中でも珍しいデザインが織られています。
トルクメンラグというとギュル文様という柄が織られた絨毯が多いんですが、このラグにはお花をモチーフにしたデザインが織られています。
可愛いお花というよりは動きのあるデザインで力強くかっこよさを感じられる見た目。
ですがそんなに多くの色が使用されているわけではないので家具が上に乗ると主張も程々にすんなりと馴染んでくれます。
家具の下に入っても温かみのある見た目でお部屋の雰囲気はガラッと変わりますよ。
配色には、カージナルレッド・ダークネイビー・オレンジ・シェルピンクのウールが使用されています。
色味は赤なのにグッと濃くて深みがあり落ち着いた色味ですが、いざ日の光に照らされた時にはパッと鮮やかな色を見せてくれます。
そのとても素敵な色味のギャップこそがトルクメンラグの醍醐味です。
発色も綺麗に出ているので日中明るいお部屋に敷いてあげると二面の表情をお楽しみいただけると思います。
経糸まで全てウールのみで織られていますが、パイル部分が二重に織り込まれていますのでしっかりと強度があります。
雰囲気のある擦れも入っていて毛足が短くなってきていますが、厚みはヴィンテージラグでは平均的な7㎜程ございますのでラグに直接座ってもクッション性を感じていただけると思います。
表面のウールはサラサラとしていて柔らかくトルクメンラグらしい短い毛足が心地良い手触りです。
ウール特有のチクチクもしませんので素足でお上がりいただいても問題ございません。
その他にご質問等ございましたらお気軽にお問合せください。