No.01091RX 1970s~
Iran
1970s / OLD
3150 x 2160 x 10mm
遊牧民によってイランのシラーズ地方で1970sに手織りで織られたオールドペルシャ絨毯。
全体から出ている雰囲気がとても格好良くて重厚感のある見た目はオールドラグならではの説得力がございます。
お家だとしても古いヴィンテージの家具なんかと合わせるとその空間がまるでお店かのように見えてきますよ。
そのくらい希少価値の高い良い雰囲気が出ていますしラグってインテリアでも重要な役割を果たしてくれるんですよね。
そんな素敵なこちらのオールドラグはカシュガイ族という民族によって織られました。
カシュガイラグのデザインの特徴は全体にビッシリ沢山の柄が織られているという所なんですがこちらのラグもその特徴がよく出ています。
メインデザインは中央に織られている3連のメダリオンなんですが、そのメダリオンの中やフィールドには草花や鳥、動物と自然界からインスピレーションを受けた柄たちが沢山織られています。
カシュガイ族は遊牧民の為、彼らが生活している自然の中で見るものをアイコンにしてラグに織ったり遊牧民らしい意味のある柄をラグに好んで織るんですが、このラグにも厄除けや魔除けの意味があるS字の柄や生命に関する縁起の良い意味が込められたツリー・オブ・ライフの柄も織られています。
ただ単純に柄が細かく織られているだけではなくて、このデザインや柄の背景にはストーリーがあるという所はトライバルラグならではの一つの良さですよね。
配色は、レッド・ブラック・ネイビー・ベージュ・バーガンディ・オレンジ色のウールが使用されています。
何度もクリーニングされて干されてと繰り返されてきたんだろうなという事がわかるくらい色味にも経年変化が出ていて馴染んだ見た目に雰囲気があってとても素敵です。
もちろん人工的にあえて作られたダメージ加工とは違いますので部分的ですし自然な見た目なので違和感もなくお部屋にもスッと馴染んでくれると思います。
色味はグッと深みのある濃さございますので派手な印象ではなく重厚感がございます。
古いペルシャ絨毯によく見られるんですがこちらのオールドラグも経糸まで全てウールのみを使用していて柔らかな質感なんですが、織りはペルシャ絨毯らしくウールを二重に織り込んでいくイラン織りの技法で織られている為、強度があってとても丈夫です。
毛足は全体的にザッと擦れて短くなっている箇所もございますが厚みは10㎜と手織り絨毯の中でも厚手。
これだけの厚みがあればラグに乗ってみると少し沈む厚さなのでラグの上で寝転んでくつろいでも心地良いと思いますよ。
表面のウールは短くなっている箇所もございますが毛足が残っている箇所は柔らかくてサラサラとしていて肌触りも良いです。
ウール特有のチクチクもございませんので安心してご使用ください。
もちろん床暖房の上でもご使用いただけますよ。
毛足が短くなっていたり色味が薄くなっている箇所と上手にお直しされているので気になりませんが補修跡がございますので最後のお写真4枚をご覧ください。
使い込まれれば使い込まれただけ価値が出ると言われているペルシャ絨毯らしいとっても良い雰囲気が出たオールドのペルシャ絨毯です。
その他にご質問等がございましたらお気軽にお問合せください。