No.04867RL 1980s~
Azerbaijan
1980s / VINTAGE
2040 x 1260 x 7mm
他の中東の国に比べると数が少ないアゼルバイジャン産のラグ。
アゼルバイジャンは古くからラグ文化が根付いている国の一つで国の産業としても絨毯は欠かせない産業の一つとされているんですが、ヴィンテージのラグになるとアゼルバイジャン産のラグは少ないんですよね。
アゼルバイジャンは様々な国に隣接しているからか、ラグの見た目がトルコやイランなどの隣国で織られているラグが少しミックスしたような見た目をしているのでもしかしたら間違えて産地表記されている可能性もあるかもしれませんね。
こちらのラグのデザインは幾何学模様のメダリオンとお花をモチーフに作られた柄がフィールドに織られていますが、少しトゲのあるカクカクしたデザインの見た目がトルコ産のラグにそっくりです。
ボーダーのお花の柄なんかを見ると全体に植物をモチーフにしたデザインが織られているんですが、少し宇宙的な解読不可能な見た目はトルコ産のラグのデザインでも多くて似ているんですよね〜。
でも敷いてみると家具を引き立てて飾ってくれるし、海外感のあるデザインというかわかりやすくない所が逆に気にならなくて良い気がします。
個人的には一枚で敷くというよりも家具や植物を合わせて敷く方が良いかなと思うデザインです。
配色は、カッパーレッド・ネイビー・アイボリー・ベージュ・ワインレッド・ピンク・マリンブルー・オパールグリーン色のウールが使用されています。
床をパッと明るくしてくれる配色で、家具の下に敷かれてもしっかりと存在感を感じられると思います。
グッと深みのある色味をしていて発色もよく出ているのでデザインもハッキリと見えていますよ。
経糸には強度のあるコットンを使用していて、ウールは二重に織り込むダブルノット織りという技法で織られているので丈夫です。
この織りはトルコ産とは似てなくてイラン産のペルシャ絨毯に似ていて、アゼルバイジャンは良いとこ取りですね。笑
全体に毛足が少し短くなっている箇所がございますが厚みは7㎜程ございますのでラグの上に直接座ってくつろぐのにも十分です。
表面のウールは柔らかくてサラサラとした心地良い手触りです。
ウール特有のチクチクもございませんので安心してご使用いただけます。
上部に色が少し薄くなっている箇所がございますので最後のお写真をご覧ください。
その他にご質問等がございましたらお気軽にお問合せください。