No.04845RL 1980s~
Afghanistan
1980s / VINTAGE
1770 x 1150 x 7mm
アフガニスタンのトルクメン族が織ったヴィンテージラグ。
トルクメンラグといえばギュル文様のデザインが有名ですが、こちらは少し違った珍しいデザインが織られています。
このデザインはエンシやパルダと呼ばれているデザインで、トルクメン族が住んでいるユルタというテントの入り口に掛けられるラグ用のデザインが織られています。
中央のフィールドを見てみるとマス目状に区切られていて、その中にそれぞれデザインが織られている見た目が特徴で、厄除けなどの意味合いもあるそうです。
こちらのラグは区切られたマスにミフラーブ文様とお花をモチーフにしたデザインが織られています。
少しマニアックかもしれませんが、トルクメンラグの中でも珍しいデザインですね。
配色は、レッド・ワインレッド・ネイビー・ベージュ・アイボリー・カーキ色のウールが使用されています。
トルクメン族といえば赤いラグですがこちらのトルクメンラグもしっかりと赤をベースにした配色です。
少しブラウンが入った落ち着いた赤と鮮やかな赤が使用されていて、強すぎない程よい存在感を感じられます。
色味は全体的にしっかりと濃くて発色も出ていてデザインも綺麗に見えていますし、日の光に当たると綺麗な光沢も見えますよ。
織りは経糸に対してウールを二重に織り込むダブルノット織りという技法で織られるので強度が高くて重量がございます。
またフリンジがついているエンド部分はキリムエンドになっていて、交互に配色を変えながら織られた見た目がアクセントになっていて可愛いです。
40年物のヴィンテージ品という事もあって、全体に雰囲気のある擦れが見られて毛足は短くなってはいますが7㎜程の厚みがございます。
この厚みがあればラグの上で寝転んだり座って読書する際にも十分心地良くお過ごしいただけると思います。
表面のウールはサラサラと柔らかくて肌触りも心地が良いです。
チクチクしない柔らかなウールなのでぜひ素足で上がってみてください。
その他にご質問等がございましたらお気軽にお問合せください。