No.04364 1980s~
Afghanistan
1980s / VINTAGE
2910 x 1930mm
アフガニスタンのトルクメン族が織った大きなヴィンテージトルクメンラグ。
縦幅は約3m、横幅は約2mもございますのでお家のメインのラグとしては十分なサイズかと思います。
4〜6人掛けのダイニングテーブルや6人掛けのL字型のソファに合わせるラグとしてもサイズ感はピッタリです。
赤いラグは少し派手かな?とお聞きする事がございますが床に敷いてみると意外とすんなり馴染んでくれます。
基本的に目線は上を向いていますので気づいた時には馴染んでいるんですよね。
このトルクメンラグも綺麗な色味をしていて、暗い夜には深みのある色合いで落ち着いた印象、明るい日中には鮮やかな色味で床が明るくなりますよ。
家具との相性もとても良くて合わせた家具を引き立ててくれますし、世界的に人気があって世界中にトルクメンラグコレクターがいるのも納得できます。
デザインはトルクメンラグ伝統のギュル文様が織られています。
ギュル文様とは全面に織られている八角形をした柄で、元々はトルクメン族内のそれぞれの氏族を表す柄でした。
ギュルとギュルの間に織られているサブギュルも綺麗に整列していて敷きやすいデザインです。
そしてこのトルクメンラグは何重にも重なっているボーダーが特徴的でも力強く存在感がございます。
ダイニングテーブルを上に合わせても端からこのボーダーが見えるとテーブルの見た目もお部屋の雰囲気もガラッと変わると思います。
配色には、レッド・ワインレッド・ルビーレッド・ブラック・ベージュ色のウールが使用されています。
トルクメンラグらしい赤を基調とした配色が素敵です。
上部に色味の異なる部分がございますが、遊牧民のトルクメン族は物資調達が容易ではなく色味の異なるウールを使用して織り繋がれた為こういった見た目に仕上がっております。
そんなトライバルラグらしいストーリーがある所も良いですよね。
織りは経糸に対してウールを二重に織り込むダブルノット織りという技法で織られるので、強度が高くて重量がございます。これだけの大きさで重量がある分滑り止めなどを下に敷かなくてもそこまで滑る心配はいりません。
薄らですが全体に雰囲気のある擦れが見られて毛足は短くなってはいますが、10㎜程厚みがございます。10㎜の厚みがあればラグの上で寝転んだり座って読書する際にも心地良くお過ごしいただけると思います。
日の光が差し込む日中には鮮やかな光沢も見せてくれる表面のウールはサラサラとしていて肌触りも心地良し。
チクチクしない柔らかなウールなのでぜひ素足で上がってみてください。
上手にお直しされているので気になりませんが補修跡とフリンジが一部短くなっている箇所がございますので最後のお写真2枚をご確認ください。
その他にご質問等がございましたらお気軽にお問合せください。