No.04276 1980s~
Afghanistan
1980s / VINTAGE
2770 x 1950mm
amalehのラグの中でも最大サイズのトルクメンラグ。縦幅約3mに横幅約2mもございますので大抵のお部屋でしたらこの一枚で十分かと思います。
6人掛けのダイニングテーブル下に敷いても十分余裕がありますし、リビングにメインラグとしてソファに少し踏ませて敷いてもまだ寝転がる余裕が残るくらい大きなサイズです。
赤い絨毯って少し派手かな〜?とお伺いすることがございますが、床に赤が入るとやっぱり温かみが出ますし、家具との相性が他の色よりも良くて家具を引き立ててくれるんですよ。
その中でもこのラグを織ったトルクメン族が織る赤い絨毯は別格で、派手過ぎず落ち着きもあって、でもしっかりお部屋の雰囲気も変わるしで、敷いてみると意外とすんなんり馴染んでくれると思います。
この大きさだしもちろん失敗したくないですよね。でもこのトルクメンラグでしたら馴染みも良いですし心配いらないと思います。
デザインはテッケ・ギュルというトルクメン族の支族が織る伝統的な柄が全面に整列して織られています。
丸い形をした柄がギュルですがその間に織られているサブギュルは強さを感じる見た目で良いバランスではないでしょうか。
トルクメンラグらしく整列したデザインなのでラグの上に家具を自由に並べても違和感なくご使用いただけます。
またこのラグはエンド部分がキリムエンドになっていて交互に色が織り込まれています。キリムエンドはほつれ防止にもなりますが見た目のアクセントにもなり、私的にはデザインの一つとして入っているとちょっとテンションが上がるポイントでもあるんですよね。
配色はパーシアンレッド・ガーネット・ポンペイアンレッド・ブラック・アイボリー色のウールが使用されています。
深みのあるメインカラーに対してデザインにはアイボリーの差し色を光らせていて、ボーダー、ギュルと自然と全体に目がいくとても良い配色です。
全体的に落ち着きもあって馴染みやすく合わせた木製の家具もより良く見えています。
経年変化が見られますがその雰囲気も良く、特にトルクメンラグは育てていくと色の変化が凄く良く出てきますのでこれから更に育てていくともっと深みのある良い赤い色に変わっていきますよ。
織りは経糸に対してウールを二重に織り込むダブルノット織りという技法で織られるので、強度が高くて重量がございます。これだけの大きさで重量がある分滑り止めなどを下に敷かなくてもそこまで滑る心配はいりません。
毛足には雰囲気のある擦れが見られて部分的に短くなってはいますが、9㎜程厚みがございます。ラグの上で寝転んでくつろぐのにも心地良いしっかりとした厚みです。
日の光が差し込む日中には鮮やかな光沢も見せてくれる表面のウールはサラサラとしていて肌触りも心地良し。チクチクしないウールなので素足でお上がりください。
ちょこっと毛足が短くなっている箇所とフリンジが短くなっている箇所、上手にお直しされているので気になりませんが補修跡がございますので最後のお写真3枚をご確認ください。
その他にご質問等がございましたらお気軽にお問合せください。