No.04309 1970s~
Pakistan
1970s / OLD
1660 x 1210mm
50年以上前に織られてから月日の経過と共に褪色して全面の色が抜けたオールドパキスタンラグ。
50年前に織られたからってもちろん全てのラグに変化が出てくる訳ではなく、ラグそれぞれの過ごしてきた時間によって変わります。
人も同じだと思いますが今の過ごし方でその後の自分は変わっていきますよね。
このラグはきっとたくさん日光を浴びてきたんだろうなと思わせる色抜けが特徴的で、中々ここまで雰囲気を出したラグは少ないです。
そんなストーリーを思い浮かべながらラグを眺められるのも手織り絨毯の良い所ですよね。
特にこのラグのようにオールドラグと呼ばれる50年以上も昔に織られたラグになると雰囲気がとても良いので、合わせる家具もどうしようかな〜とワクワクさせてくれると思います。
そんな歴史が詰まったオールドラグですが、配色はターキーレッド・オレンジ・ネイビー色のウールが使用されています。
もちろん全て色は褪色していて部分的に色味も少し濃く残っていたり、元の色味が異なるので途中から色が切り替わっていたりと元の色ではございません。
手織り絨毯という事だけで一点物なのですが、ここまで経年変化が出ると更に唯一無二の存在感があって他では見つかりようがございません。
織られているデザインはジャルダー柄という菱形の形をした柄が織られています。
縦に綺麗に整列した見た目なので家具を合わせる際にはとても合わせやすく飽きないデザイン。
50年経った今見ても尚良いなと思える見た目なのでこの先もきっと変わらないですよね。
また50年経つ時にはアンティークラグと呼ばれるカテゴリーに入りますので是非代々受け継いで使っていっていただけると嬉しいです。
このラグの経糸にはシルクが使用されていてフリンジがキラキラとしています。シルクを経糸に使う事で線が細くなり織られているデザインも細かなものになっています。
部分的に毛足が短くなっている箇所もございますが厚みはパキスタンラグの中では平均的な6㎜程ございます。
表面のウールはサラサラとした手触りでウール特有のチクチクしたりしませんので、素肌で触れても心地良いですよ。
一部毛足が短くなってシルクの下糸が見えていますがほつれる心配はございませんのでそのままご使用ください。(最後のお写真をご参考ください。)
その他にご質問等ございましたらお気軽にお問合せください。