No.04644RM 1980s~
Afghanistan
1980s / VINTAGE
1400 x 840 x 8mm
このラグを織ったのはアフガニスタンで遊牧生活をしているバルーチ族という民族。
彼らが織るラグは良い意味で人の手で織られた感が強く出ている物が多くて味があります。
このラグも真っ直ぐではなくすこ〜し曲がっていたりデザインも途中で繋がっていたりと人間味のある見た目をしていますよね。
織られている凸の形をしたデザインはミフラーブというデザインで、モスクという礼拝堂の中にある龕をモチーフにしたモノです。
そのミフラーブの中にはチナール文様という植物の葉をモチーフにした柄が織られています。
ムスリムであり自然界で生活しているバルーチ族が織るラグらしいトライバル感を感じるデザインですね。
配色は、クロムオレンジ・ブラック・アイボリー・レッド・バーミリオン色のウールたちが使用されています。
元の色もきっと良い色をしていたんだと思いますが40年という長い時間と共に褪色してきて更に良い色に変化しています。
グッと深みある色に見えたり抜けた感じもあったりと自然に変化してきた色味なので部分的に違っていて素敵です。
パッと目に留まる存在感もございますので家具に合わせてもしっかりと家具を引き立ててくれますし敷いた空間の雰囲気も変えてくれると思いますよ。
こちらのバルーチラグは縦糸まで全てウールのみで織られたラグなのでとても柔らかくて簡単に折り畳む事も出来ます。
部分的に少し毛足が短くなっている箇所もございますが、ヴィンテージのバルーチラグでは平均的な8㎜程厚みがございます。
表面のウールはサラサラとしていて柔らかく肌触りがとても心地良いです。
素肌で触れてもウール特有のチクチクはございませんのでご安心ください。
その他にご質問等がございましたらお気軽にお問合せください。