No.05105RL 1980s~
Iran
1980s / VINTAGE
1670 x 1290 x 7mm
イランのトルクメン族が織ったヴィンテージのペルシャ絨毯。
トルクメニスタンをはじめイランやアフガニスタンなどで生活しているトルクメン族ですが、同じ民族が織ってもそれぞれの産地によって少し織りが違っていたりして、異なる個性が出る所も一点物の手織り絨毯の面白い所です。
このラグはイランで織られたラグですがアフガニスタン産ではあまり見かけない配色で織られています。
使用されているのは、フォレストグリーン・カージナルレッド・ブラック・アイボリー・オレンジ・リーフグリーン色のウールたちです。
トルクメンラグといえば赤を基調として黒やネイビーでデザインが織られているラグが有名で、あまりこのラグのような配色のものはアフガニスタン産では見かけませんがイラン産だと時々あるんです。
トルクメニスタンの国旗のような配色で鮮やかで綺麗なメインカラーのフォレストグリーンが個性的で良い配色です。
全体に少し褪色などのヴィンテージラグらしい経年変化が出てきていて雰囲気も味があって良いですよ。
色味は濃く発色も出ているのでデザインも綺麗に見えています。
デザインはトルクメンラグらしいギュル文様が織られています。
このギュル文様はトルクメン族伝統の柄で、古くはトルクメン族内にあったそれぞれの氏族を表した家紋や部族のマークのような意味合いがあった柄です。
ギュル文様の多くが8角形の形をしていますがこのラグに織られたギュル文様は配色同様に個性的な形をしていてこれもまた面白い特徴です。
ギュル文様のデザインは左右対称的で整列した見た目はとても綺麗で、見る方向が変わっても見た目に違和感が出ませんので敷く向きも固定する必要はございません。
また古くから織られてきたデザインですがいつ見ても飽きない普遍性がございますのでこれから先も長く飽きずにご使用いただけるデザインかと思います。
経糸にもウールを使用していてウールのみで織られたラグですが、トルクメンラグらしくダブルノット織りという二重にパイルを織り込む技法で織られているのでとても丈夫な作りです。
経年変化で部分的に毛足が短くなっている箇所がございますが、厚みはヴィンテージのトルクメンラグでは平均的な7㎜程ございますのでラグに直接座ってもしっかりとした弾力を感じていただけると思います。
表面のウールはサラサラとして手触りでウール特有のチクチクもしませんので素足でお上がりいただいても問題ございません。
上手にお直しされているので気になりませんが右下側に5㎝程の補修跡がございますので最後のお写真をご覧ください。
その他にご質問等ございましたらお気軽にお問合せください。