No.04715RM 1980s~
Iran
1980s / VINTAGE
1360 x 920 x 7mm
経年による変化で全体の毛足が擦れて短くなってきた雰囲気がとても良いヴィンテージのペルシャ絨毯。
ラグは使用していくうちに段々と毛足が擦れて短くなっていくんですが、手織り絨毯の良い所の一つに毛足が短くなってきても壊れずに使用出来るという所がございます。
機械で作られたラグですと糊付けされているので擦れたり水洗いしてしまうとどんどん糊が剥がれて抜けてきてしまうんですが、手織りはしっかりと編んで織られた物なのでそういった事がございません。
なので手織り絨毯は歴史的な物も多く残っていたり経年変化が出ているラグに価値が出るんです。
特にこのラグが織られたイランのペルシャ絨毯は経年変化が出てきたラグ程良いラグと言われていて希少価値も高くなります。
このラグはすでに毛足が短くなっていて雰囲気も出てきておりますが、これから何十年と使っていくと二段階は更に進化しますので是非たくさん使って育ててあげてください。
デザインは中心に向日葵に似た大きなお花のメダリオンが織られていて、その周りにもお花や植物を表した柄が沢山織られています。
四隅にもお花のメダリオンが織られていてボーダーを含めて全体にお花をモチーフにした柄が織られています。
配色は、パーシアンレッド・ネイビー・ゼニスブルー・スカイブルー・ブラウン・ダークブラウン・アイボリー・ピンク・グリーン・リーフグリーン・ベージュ・イエロー・グレー・オレンジ色のウールが使用されています。
赤が目に留まる存在感のある配色なので観葉植物のグリーンを合わせてあげるとコントラストが効いて映えて見えますよ。
毛足には経年変化が強く出ているんですが褪色などはほとんどしておらず色味にはそこまで変化が出ているわけではございません。
どの色もしっかりと濃くてハッキリとした発色がございます。
織りは経糸まで全てウールのみを使用して織られていますが、表面のウール部分を二重にして織り込むイラン織りの技法を使って織られていますので通常よりも丈夫な作りです。
経年変化で全面の毛足が短くなってきていますが、厚みはヴィンテージラグの中では平均的な7㎜程ございます。
この厚みがあればラグに直接座ったり寝転んだりとラグの上でくつろぐのにも十分な厚さです。
パイル部分は撫でてみるとサラサラとしていて手触りがとても心地良いですよ。
素足でお上がりいただいてもチクチクなどはしませんので気持ち良くご使用いただけると思います。
その他にご質問等がございましたらお気軽にお問合せください。