No.06012RM 1980s~
Afghanistan
1980s / VINTAGE
1170 x 870 x 8mm
パイル(結び)とキリム(平織り)の技法を贅沢に組み交ぜ、立体的な表情を生み出した非常に手の込んだアフガニスタンのバルーチ族が織ったヴィンテージラグ。
よく観察すると背景の一部がフラットな平織り(キリム)になっており、ふっくらとしたパイル部分の文様が浮き出るように表現されている非常に凝った作風です。
織られているモチーフは、神聖な空間を象徴する伝統の「ミフラーブ(祈祷用壁龕)」。
そのミフラーブ内には上下に向かい合うように「花瓶模様」が織り描かれています。
古来より絨毯に描かれる花瓶模様は「生命の源」「豊穣」「繁栄」といった様々な縁起の良い意味合いを持ち、住まいに幸運と安らぎをもたらす吉祥文様として大切にされてきました。
技法の対比と伝統の物語が詰まった、通を唸らせる実に面白いデザインです。
メインカラーは、温かみと渋みを兼ね備えた「ブラウン」と深みのある「ブルー」。
ミフラーブ意匠や多重ボーダーには、「ネイビーブルー」、「ブラウン」、「レッド」、「サンドベージュ」、「タン」といった、シックでノスタルジックなウールたちが細密に織り込まれています。
秋を感じさせるような配色なので落ち着きがございます。
色味はどの色も深みのある濃さがあって、発色も綺麗に出ており、光の当たる角度や平織りとパイルの質感の差によって陰影がより際立ち、表情豊かなグラデーションを楽しませてくれますよ。
1170x870㎜という、お部屋の様々な場所に収まりの良いMediumサイズ。
玄関やチェスト前、パーソナルチェアの足元に敷いていただくのはもちろん、技法や意匠の美しさを愉しむアートラグとして空間のアクセントに据えるのにも最適なサイズ感です。
また、観葉植物のグリーンが良く映えるので、合わせて敷くのもオススメですよ。
ウールの質感は「サラサラソフト」で、とても気持ちの良い手触り。
経糸や平織りのキリムの部分まで全てウールを使用したオールウールの贅沢な仕上がりで、厚みは約8㎜とスッキリとした扱いやすいボリューム感です。
1980年代に織られた本物のヴィンテージ品として、全体的なこすれ、左右に軽い波うち、中央下に小さなシミがございます。
この手織り絨毯が辿ってきた歴史の深みや手仕事の味わいとして愛でていただけるコンディションですが、詳細は最後のお写真3枚にてご覧くださいませ。
立体的なキリム技法と吉祥の花瓶モチーフが結実した、世界にたった一枚だけの特別なヴィンテージバルーチラグです。
その他にご質問などがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。