No.05781RM 1980s~
Iran
1980s / VINTAGE
1330 x 680 x 10mm
深く、吸い込まれそうなダークネイビーの海に、宝石を散りばめたような極小の草花がびっしりと咲き誇る、イランの南部を拠点とする遊牧民「アフラシャール(アブシャール)族」によって織られた緻密で高貴なヴィンテージラグです。
アフラシャール族は、トライバルラグの織り手の中でも技術が高く、細かく整った織りと気品あふれる華やかな古典デザインを得意とすることで知られています。
縦幅1.3メートルに横幅が約70センチというサイズは、チェストの前、一人掛けのパーソナルチェアの足元、あるいはベッドサイドなど、お部屋のちょっとしたスペースに美術品を置く感覚でスッとレイアウトしていただけます。
メインを美しく引き締めるのは、どこか神秘的な夜の闇を溶かし込んだような「ダークネイビー」。
漆黒に近いその深い紺色がベースにあるからこそ、細やかに織り込まれた「レッド」や「ピンク」、そして「ターコイズブルー」の鮮やかさが星座のように美しく引き立っていてとても綺麗です。
年月を経て深く味わいを増した、艶のあるダークブラウンの古家具やマホガニーなどのアンティーク木製デスクと合わせると、ラグが持つ知的なネイビーの配色と木肌の質感が美しく同調して馴染んでくれますよ。
おろしたての既製品には絶対に出せない、40年以上の時を紡いだヴィンテージならではの「本物の渋み」が、インテリアの品格を何倍にも格好良く引き上げてくれます。
観葉植物を合わせるなら「モンステラ」や「エバーフレッシュ」といった、ツヤのある大きな葉を持つ植物を隣にぜひ添えてみてください。
ラグが持つダークトーンと、植物の生命力あふれるグリーンが互いの色彩を高め合い、とても良い空間になりますよ。
デザインはフィールドを埋め尽くすように、狂いなく緻密に織り込まれている最高級のペルシャ絨毯にも用いられる古典意匠「ヘラティ文様(マヒ柄)」。
中央の菱形を囲むように身をくねらせる美しい木の葉(魚にも見えるためマヒとも呼ばれます)が、連続して連なっていくこの高貴なデザインは、古くから『水への感謝』や『永遠の生命』といった健やかな祈りを表しています。
細かな柄の中には、モスグレイ、クリームイエロー、ベビーピンク、ホワイトといった淡く優しいウールたちが絶妙な配分で織り込まれており、全体が暗くなりすぎず、奥行きのある美しいグラデーションを見せてくれています。
経糸にはコットンを使用し、表面のパイルには上質なウールを使用して、イラン織りで織り上げているのでとても丈夫です。
厚みはヴィンテージラグとしてはしっかりと踏み心地を楽しめる約10㎜。
しっかりと目の詰まった頼もしいもっちり感があり、素足で踏みしめたときにはウールならではのしなやかなクッション性を心地よく感じていただけます。
表面の手触りは「サラサラソフト」で滑らか。
チクチク感はありませんので、裸足で過ごす場所にも安心してお使いいただけます。
40年物のラグなだけあって、経年変化による風合いのほか、フリンジ部分にわずかに仕上げの際に焼いた「焼きあと(スレ)」、エッジ(セルベッジ)に丁寧な補修(リペア)箇所や気にならない程度のほつれが見られます。
これらはすべて、このラグが歩んできた確かな歴史の足跡であり、ヴィンテージならではの「味わい」として美しく溶け込んでいます。
最後のお写真4枚をご覧いただき、古いものの持つ豊かな物語を愛していただける方へ、ぜひ大切に受け継いでいただければ幸いです。
アフラシャール族が紡いだ確かな手仕事と、空間を格調高く知的に彩ってくれる極上の佇まいのあるヴィンテージのトライバルラグです。
その他にご質問等ございましたらお気軽にお問合せください。