No.05779RL 1990s~
India
1990s / VINTAGE
1880 x 1250 x 12mm
まるで、朝の柔らかな光が差し込む古い温室のタイル床を眺めているかのような、おだやかで、どこか知的な気品を漂わせる1990年代のヴィンテージラグです。
リビングのソファー前や書斎のデスク足元にすっきりと収まる大変扱いやすいサイズ感。
敷いた瞬間、お部屋の空気感を柔らかくトーンアップさせ、優しくクラシカルなニュアンスを添えてくれます。
このラグの素晴らしさは何といってもその繊細で美しいカラーパレットにあると思います。
ベースを整えるのは、優しくクリーンな「アイボリー」や「ベージュ」、「ベビーピンク」といったスキンカラー。
その上に、古い幾何学のモザイクタイルのようにびっしりと織り込まれたクラシカルな花々の図案が広がります。
特筆すべきは要所に散りばめられたアクセントカラーのチョイス。
「フォグブルー(霧がかった青)」や「ミントグリーン」、「アザールブルー(アジュールブルー)」といった、どこかノスタルジックで涼しげな色がウールの中に絶妙な配分で溶け込んでいます。
全体が優しいペールトーンでまとめられているため、主張が強すぎず、すでにお手持ちのインテリアとも喧嘩することなく、すんなりと馴染んでくれますよ。
フィールドを埋め尽くすように、緻密で美しい連続性をもって描かれているのは、伝統的なデザインを代表する高貴な意匠「ヘラティ文様」。
中央の小さなお花やダイヤを囲むように、優雅に身をくねらせる美しい木の葉がびっしりと敷き詰められています。
この木の葉が水面を泳ぐ魚(マヒ)に見えることから、別名「マヒ柄」とも呼ばれ、古くから『水への感謝』や『永遠の生命』といったおめでたい願いが込められて織り継がれてきました。
規則的でありながらも、手織りならではの僅かな揺らぎが有機的な温かみを感じさせる、とても素敵なデザインです。
また、ヴィンテージラグとしては非常に珍しい「12㎜」という贅沢な厚みを備えているのもこのラグの大きな魅力です。
手で触れるとサラサラで滑らかな質感がありながらも、しっかりと目が詰まっているため、乗ると「もっちり」とした弾力が足裏を優しく押し返してくれます。
床からの底冷えを完全にシャットアウトしてくれるので、ラグの上に直接座ってくつろいだり、ゴロンと寝転がって読書をしたりするのにもこれ以上ないコンディション。
素肌に触れてもチクチク感はございません。
オークやアッシュ、パイン材といった「明るめの無垢材木製家具」と合わせると、ラグのアイボリーやピンクベージュの暖かみが引き立ち、優しくクリーンな北欧モダンやナチュラルスタイルの空間に。
一方で、あえて「チーク材やチェリー材などの中間色〜やや濃いめの北欧ヴィンテージ家具」と合わせるのもオススメ。
ラグのフォグブルーやミントグリーンが、古い木肌の持つオレンジがかった色味を美しく際立たせ、お互いを引き立て合う洒脱な空間が出来上がりますよ。
また、植物は「ユーカリ」や「オリーブ」、「フィカス・ベンガレンシス」のような、少しシルバーがかった、あるいは淡い葉色のグリーンと美しく調和します。
ラグの持つフォグブルーやベージュのニュアンスが、植物のナチュラルな表情を優しく引き立てて安らぎのある空間になりますよ。
経年変化による全体の風合いのほか、セルベッジに丁寧な補修箇所と中央部分にうっすらとしたシミが見られますので、詳細は最後のお写真2枚をご覧ください。
その他にご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。