No.04926RX 1980s~
Afghanistan
1980s / VINTAGE
2850 x 2010 x 8mm
縦幅が2.8mに横幅が2mのとても大きなヴィンテージのトルクメンラグ。
amalehのラグの中でも最も大きなカテゴリーのExtra Largeサイズのラグで、このラグは横幅もしっかりとあるので、ダイニングテーブルを挟んで椅子を並べてもスッポリと収まります。
この大きさでしたらゴロゴロ寝転ぶこともできてしまいますので、リビングルームで寝転んでくつろいでいるという方はテレビの前のくつろぐスペースやソファの前に敷いてラグの上でうたた寝するのも心地良いですよ。
またこの大きさのラグは一枚敷くだけでお部屋のスペースがある程度埋まりお部屋に統一感を出せて一枚で完結する所が良いんです。
サイズの異なるラグを家具に合わせて選んでいくのも良いですが、一枚でお部屋を作ってしまうのも良いですよね。
そんな大きなラグなんですが、このトルクメンラグはアフガニスタンで遊牧生活をしているトルクメン族という民族によって織られました。
トルクメン族の織るラグは赤を基調としたものが有名で、というのも彼らの住むテントの内装や民族衣装は全て赤を基調としていて、赤はトルクメン族にとって彼ら部族を象徴する色なんです。
そんな赤をマスターした民族が織る赤いラグは世界中にコレクターがいるほど人気がございます。
こちらのトルクメンラグには、パーシアンレッド・ネイビー・ガーネット・ブラウン・ベージュ色のウールが使用されています。
トルクメンラグらしく、もちろん赤をメインカラーにした配色で落ち着いたトーンのネイビーやブラウンといった色でデザインが織られています。
赤には存在感がございますがトルクメンラグの赤は深みがあるので敷いてみると派手な印象ではなく重厚感のある雰囲気になります。
家具などを合わせてみると家具も引き立てられてとても良く見えますしお部屋に温かみが出ますよ。
色味はどの色もしっかりと濃くて発色も出ていますし、明るいお部屋で見ると表面には綺麗な光沢も見られます。
デザインはトルクメン族では珍しいメダリオンデザインが織られています。
トルクメンラグのデザインといえばギュル文様が有名なんですがこちらのデザインはギュル文様とメダリオンの丁度間をとったような見た目をしています。
メダリオンは植物をモチーフにして織られていて珍しい見た目ですが、並んで織られているので向きなども合わせやすくて敷きやすいデザインです。
何重にも重なったボーダーも力強い見た目で、合わせた家具の隙間から見える見た目が素敵です。
経糸まで全てウールのみを使用して織られていますが、織りは経糸に対してウールを二重に織り込むダブルノット織りという技法で織られるので強度が高くて重量がございます。
これだけの大きさで重量がある分滑り止めなどを下に敷かなくてもそこまで滑る心配はいりません。
40年物のヴィンテージラグという事もあって部分的に毛足は短くなってはいますが8㎜程厚みがございます。
これだけの厚みがあればラグの上でゴロゴロと寝転んだり座って読書する際にも十分心地良くお過ごしいただけると思います。
日の光が差し込む日中にはとても綺麗で鮮やかな光沢も見せてくれる表面のウールはサラサラとしていて肌触りも心地良し。
チクチクしない柔らかなウールなのでぜひ素足で上がってみてください。
気にならない程度ですがセルベッジと中央付近に補修跡がございますので最後のお写真2枚をご覧ください。
その他にご質問等がございましたらお気軽にお問合せください。